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ジェット ストリーム ボールペン開発秘話

油性ボールペンの歴史を変えたと言っても過言ではない、三菱鉛筆のジェットストリームボールペンは、名入れボールペンにも最適な商品と言えるでしょう。ボールペンを貰われた方が使う、使わないの決め手になるのは「書き心地」が要因の一つです。ヒット商品には必ずヒットするだけの理由があります。今回はジェットストリームボールペンについてより深く知ることで、『これは良いものだ』と自信を持って名入れボールペンの制作や配布をご検討いただければ幸いです。

油性ボールペンの常識にとらわれない

ジェットストリームは「クセになる、なめらかな書き味」がキャッチコピーの油性ボールペンです。この書き味こそが人気の理由であることはもちろんですが、油性ボールペンでありながら滑らかな書き味を実現したというのが、ジェットストリームのすごいところです。何故このような商品を開発するに至ったか、理由は意外なものでした。


油性ボールペンが嫌いだった開発担当


ジェットストリームの生みの親である市川秀寿さんは、筆圧が弱くても書ける、滑らかに書ける水性ボールペンを好んでいて、むしろ油性ボールペンは嫌いだったそうです。しかしだからこそ、自分自身が油性ボールペンに対して不満に感じていることを解消しようという想いから、大ヒット商品であるジェットストリームが生まれたのです。

詳しくないからこそできたこと


市川さんが油性ボールペンの担当になった直後は、油性ボールペン用のインクなどに関する知識はまったくなかったそうです。おかげで既成概念にとらわれず開発にあたったことが功を奏し、インクの土台である溶剤の見直しや顔料の使用など、他の人にはない発想ができたのでしょう。

市場に合わせた改良

ジェットストリームボールペンは、海外ではキャップ式のもので発売されました。しかし日本のボールペン市場ではノック式が主流です。ノック式はペン先が常に空気に触れているためインクが乾きやすいという難点があります。

現在国内で流通しているジェットストリームもノック式ですが、海外で発売したものをそのまま日本で売るのではなく、市場に合わせて再度日本人向けのものが開発されました。インクやペンの形状などゼロからの再スタートとなり、開発は2年以上の期間をかけて行われ、試したインクやペンの組み合わせは実に1万通りにまでなったそうです。

誰もが満足するボールペン

長い期間を経てついに商品化されたジェットストリームボールペンはまたたく間に大ヒット、今では世界で年間1億本売れるほどの大人気商品になりました。キャッチコピー通りの滑らかな書き味はもちろん、手が汚れない、字が滲まないというのも重要な要素です。

開発・改良に終わりはない



ジェットストリームのヒット以後も、日々新商品の開発や改良が行われています。ジェットストリームの高級版であるジェットストリームプライムもその一つです。ジェットストリームの書き味はもちろんそのまま、見た目と素材は高級感のあるものになりました。通常の単色モデルのものが150円前後であるのに対し、プライムは5,000円前後と、金額的にはかなりの差があります。ところがプライムは発売直後から品薄状態が続くほどの人気でした。これは単に高級感が受けただけではなく、ジェットストリームの人気・信頼があったからこそのものでしょう。

まとめ

ジェットストリームは油性ボールペンの利点を残したまま弱点をカバーすることで、誰が使っても満足できるボールペンになっています。名入れボールペン選びに迷っている方は是非一度、お問い合わせフォームから無料サンプル依頼をしていだきジェットストリームの「クセになる、なめらかな書き味」を試してみてください。実際にお使いいただければボールペン選びの参考になると思います。

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